使徒の働きメッセージ64「目を覚ましていなさい」使徒の働き20:25~38
25 皆さん。御国を宣べ伝えてあなたがたの中を巡回した私の顔を、あなたがたはもう二度と見ることがないことを、いま私は知っています。
26 ですから、私はきょうここで、あなたがに宣言します。私は、すべての人たちが受けるさばきについて責任がありません。
27 私は、神のご計画の全体を、余すところなくあなたがたに知らせておいたからです。
28 あなたがたは自分自身と群れの全体とに気を配りなさい。聖霊は、神がご自身の血をもって買い取られた神の教会を牧させるために、あなたがたを群れの監督にお立てになったのです。
29 私が出発したあと、凶暴な狼があなたがたの中に入り込んで来て、群れを荒らし回ることを、私は知っています。30 あなたがた自身の中からも、いろいろな曲がったことを語って、弟子たちを自分のほうに引き込もうとする者たちが起こるでしょう。
31 ですから、目をさましていなさい。私が三年の間、夜も昼も、涙とともにあなたがたひとりひとりを訓戒し続けて来たことを、思い出してください。
32 いま私は、あなたがたを神とその恵みのことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。
33 私は、人の金銀や衣服をむさぼったことはありません。
34 あなたがた自身が知っているとおり、この両手は、私の必要のためにも、私とともにいる人たちのためにも、働いて来ました。
35 このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」
36 こう言い終わって、パウロはひざまずき、みなの者とともに祈った。
37 みなは声をあげて泣き、パウロの首を抱いて幾度も口づけをし、
38 彼が、「もう二度と私の顔を見ることがないでしょう」と言ったことばによって、特に心を痛めた。それから、彼らはパウロを船まで見送った。
- 神の計画をいつも思い起こす
- へブル12:2「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」
- 2テモテ1:7「神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。」
- 神と恵みのみことばとに委ねる
- 詩篇119:130「みことばの戸が開くと、光が差し込み、わきまえのない者に悟りを与えます。」
- ヘブル4:12「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。」
3.労苦して助け合わなければいけない
アルフォンス・デーケン氏
死への不安:
- 未知なるものを前にしての不安
- 人生を不完全なまま終えることへの不安
- 自己の消滅への不安
- 死後の審判や罰に対する不安
不幸な人:
- 自己愛に欠けている人
- 相手を受け入れられない人
- 人生の各段階に応じて成長していない人
- 他者を意識しすぎる人
- 人生の危機をチャンスとして使わない人
- 信じない人、愛せない人
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