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使徒の働きメッセージ72「総督の前で弁明するパウロ」使徒の働き23:25~24:21

1 五日の後、大祭司アナニヤは、数人の長老およびテルトロという弁護士といっしょに下って来て、パウロを総督に訴えた。
2 パウロが呼び出されると、テルトロが訴えを始めてこう言った。「ペリクス閣下。閣下のおかげで、私たちはすばらしい平和を与えられ、また、閣下のご配慮で、この国の改革が進行しておりますが、
3 その事実をあらゆる面において、また至る所で認めて、私たちは心から感謝しております。
4 さて、あまりご迷惑をおかけしないように、ごく手短に申し上げますから、ご寛容をもってお聞きくださるようお願いいたします。
5 この男は、まるでペストのような存在で、世界中のユダヤ人の間に騒ぎを起こしている者であり、ナザレ人という一派の首領でございます。
6 この男は宮さえもけがそうとしましたので、私たちは捕らえました。
8 閣下ご自身で、これらすべてのことについて彼をお調べくださいますなら、私たちが彼を訴えております事がらを、おわかりになっていただけるはずです。」
9 ユダヤ人たちも、この訴えに同調し、全くそのとおりだと言った。
10 そのとき、総督がパウロに、話すようにと合図したので、パウロはこう答えた。「閣下が多年に渡り、この民の裁判をつかさどる方であることを存じておりますので、私は喜んで弁明いたします。
11 お調べになればわかることですが、私が礼拝のためにエルサレムに上って来てから、まだ十二日しかたっておりません。
12 そして、宮でも会堂でも、また市内でも、私がだれかと論争したり、群集を騒がせたりするのを見た者はありませn。
13 いま私を訴えていることについて、彼らは証拠をあげることができないはずです。
14 しかし、私は、彼らが異端と呼んでいるこの道に従って、私たちの先祖の神に仕えていることを、閣下の前で承認いたします。私は、律法にかなうことと、預言者たちが書いていることとを全部信じています。
15 また、義人も悪人も必ず復活するという、この人たち自身も抱いている望みを、神にあって抱いております。
16 そのために、私はいつも、神の前にも人の前にも責められることのない良心を保つように、と最善を尽くしています。
17 さて私は、同胞に対して施しをし、また供え物をささげるために、幾年ぶりかで帰って来ました。
18 その供え物のことで私は清めを受けて宮の中にいたのを彼らに見られたのですが、別に群集もおらず、騒ぎもありませんでした。ただアジヤから来た幾人かのユダヤ人がおりました。
19 もし彼らに、私について何か非難したいことがあるなら、自分で閣下の前に来て訴えるべきです。
20 でなければ、今ここにいる人々に、議会の前に立っていたときの私にどんな不正を見つけたかを言わせてください。
21 彼らの中に立っていたとき、私はただ一言、『死者の復活のことで、私はきょう、あなたがたの前でさばかれているのです』と叫んだにすぎません。

1.主により頼む者

  • 「不沈神話・海上に浮かぶ町と呼ばれたタイタニック」
  • 箴言16:18「高慢は破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」
  • 箴言16:19〜20「 へりくだって貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさる。みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に寄り頼む者は幸いである。」

2.いつでも誠実である

  • 詩篇25:21「どうか、誠実と潔白とが、わたしを守ってくれるように。わたしはあなたを待ち望んでいます」
  • 佐々木光雄弁護士「最近知り合った被疑者」

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