使徒の働きメッセージ77「私のようになってください」使徒の働き26:19~32
19 こういうわけで、アグリッパ王よ、私は、この天からの啓示にそむかず、
20 ダマスコにいる人々をはじめエルサレムにいる人々に、またユダヤの全地方に、さらに異邦人にまで、悔い改めて神に立ち返り、悔い改めにふさわしい行いをするようにと宣べ伝えて来たのです。
21 そのために、ユダヤ人たちは私を宮の中で捕らえ、殺そうとしたのです。
22 こうして、私はこの日に至るまで神の助けを受け、堅く立って、小さい者にもあかしをしているのです。そして、預言者たちやモーセが後に起こるはずだと語ったこと以外は何も話しませんでした。
23 すなわち、キリストは苦しみを受けること、また、死者の中から復活によって、この民と異邦人とに最初に光を宣べ伝える、ということです。」
24 パウロがこのように弁明していると、フェストが大声で、「気が狂っているぞ。パウロ。博学があなたの気を狂わせている」と言った。
25 するとパウロは次のように言った。「フェスト閣下。気は狂っておりません。私は、まじめな真理のことばを話しています。
26 王はこれらのことをよく知っておられるので、王に対して私は率直に申し上げているのです。これらのことは片隅で起こった出来事ではありませんから、そのうちの一つでも王の目に留まらなかったものはないと信じます。
27 アグリッパ王。あなたは預言者を信じておられますか。もちろん信じておられると思います。」
28 するとアグリッパはパウロに、「あなたは、わずかなことばで、私をキリスト者にしようとしている」と言った。
29 パウロはこう答えた。「ことばが少なかろうと、多かろうと、私が神に願うことは、あなたばかりでなく、きょう私の話を聞いている人がみな、この鎖は別として、私のようになってくださることです。」
30 ここで王と総督とベルニケ、および同席の人々が立ち上がった。
31 彼らは退場してから、互いに話し合って言った。「あの人は、死や投獄に相当することは何もしていない。」
32 またアグリッパはフェストに、「この人は、もしカイザルに上訴しなかったら、釈放されていたであろうに」と言った。
1.みことばを神の啓示として受け取る
- マタイ13:8「別の種は良い地に落ちて、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結んだ。」
2.イエスキリストの死と復活について
- 「イエスの復活に対する批判」吉田小児科医院の吉田勝先生の見解
①イエスは仮死状態で、死んでいなかったという説。
②イエスの弟子たちは、死んだイエスの幻を見たという説。
③弟子がイエスの死体を盗んで、イエスは復活したとうそを語ったという説。
④復活はすべて弟子の創作という説。
- マタイ18:3「言われた。「まことに、あながたがに告げます。あなたがたも悔い改めて子どもたちのようにならない限り、決して天の御国には、入れません」
3.あなたはこの恵みをどう受け取るか?
- 黙示録3:20「見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところに入って、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。」
- ヨハネ14:6「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。
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