使徒の働きメッセージ53「ピリピの牢獄での奇跡の後で」使徒の働き16:26~40
16:26ところが突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちまちとびらが全部あいて、みなの鎖が解けてしまった。 16:27目をさました看守は、見ると、牢のとびらがあいているので、囚人たちが逃げてしまったものと思い、剣を抜いて自殺しようとした。 16:28そこでパウロは大声で、「自害してはいけない。私たちはみなここにいる。」と叫んだ。 16:29看守はあかりを取り、駆け込んで来て、パウロとシラスとの前に震えながらひれ伏した。 16:30そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか。」と言った。 16:31ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。 16:32そして、彼とその家の者全部に主のことばを語った。 16:33看守は、その夜、時を移さず、ふたりを引き取り、その打ち傷を洗った。そして、そのあとですぐ、彼とその家の者全部がバプテスマを受けた。 16:34それから、ふたりをその家に案内して、食事のもてなしをし、全家族そろって神を信じたことを心から喜んだ。
16:35夜が明けると、長官たちは警吏たちを送って、「あの人たちを釈放せよ。」と言わせた。 16:36そこで看守は、この命令をパウロに伝えて、「長官たちが、あなたがたを釈放するようにと、使いをよこしました。どうぞ、ここを出て、ご無事に行ってください。」と言った。 16:37ところが、パウロは、警吏たちにこう言った。「彼らは、ローマ人である私たちを、取り調べもせずに公衆の前でむち打ち、牢に入れてしまいました。それなのに今になって、ひそかに私たちを送り出そうとするのですか。とんでもない。彼ら自身で出向いて来て、私たちを連れ出すべきです。」 16:38警吏たちは、このことばを長官たちに報告した。すると長官たちは、ふたりがローマ人であると聞いて恐れ、 16:39自分で出向いて来て、わびを言い、ふたりを外に出して、町から立ち去ってくれるように頼んだ。 16:40牢を出たふたりは、ルデヤの家に行った。そして兄弟たちに会い、彼らを励ましてから出て行った。
1. 主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われる
- ヨハネ15:16「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。」
2.日々キリストのように変えられていく
- コロサイ3:9〜10「互いに偽りを言ってはいけません。あなたがたは、古い人をその行ないといっしょに脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです。 」
「メルボルン事件」元被告 勝野良男さん
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