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1 フェストは州総督として着任すると、三日後にカイザリヤからエルサレムに上った。2 すると、祭司長たちとユダヤ人のおもだった者たちが、パウロのことを訴え出て、3 パウロを取り調べる件について自分たちに行為を持ってくれるように頼み、パウロをエルサレムに呼び寄せていただきたいと彼に懇願した。彼らはパウロを途中で殺害するために待ち伏せをさせていた。4 ところが、フェストは、パウロはカイザリヤに拘置されているし、自分はまもなく出発の予定であると答え、5 「だから、その男に何か不都合なことがあるなら、あなたがたのうちの有力な人たちが、私といっしょに下って行って、彼を告訴しなさい」と言った。6 フェストは、彼らのところに八日あるいは十日ばかり滞在しただけで、カイザリヤへ下って行き、翌日、裁判の席に着いて、パウロの出廷を命じた。7 パウロが出て来ると、エルサレムから下って来たユダヤ人たちは、彼を取り囲んで立ち、多くの重い罪状を申し立てたが、それを証拠立てることはできなかった。8 しかしパウロは弁明して、「私は、ユダヤ人の律法に対しても、宮に対しても、またカイザルに対しても、何の罪も犯してはおりません」と言った。9 ところが、ユダヤ人の歓心を買おうとしたフェストは、パウロに向かって、「あなたはエルサレムに上り、この事件について、私の前で裁判を受けることを願うか」と尋ねた。10 すると、パウロはこう言った。「私はカイザルの法廷に立っているのですから、ここで裁判を受けるのが当然です。あなたもよくご存じのとおり、私はユダヤ人にどんな悪いこともしませんでした。11 もし私が悪いことをして、死罪に当たることをしたのでしたら、私は死をのがれようとはしません。しかし、この人たちが訴えていることに一つも根拠がないとすれば、だれも私を彼らに引き渡すことはできません。私はカイザルに上訴します。」12 そのとき、フェストは陪席の者たちと協議したうえで、こう答えた。「あなたはカイザルに上訴したのだから、カイザルのもとへ行きなさい。」 1.怒りに満たされたユダヤ人たち 箴言25:28「自分の心を制することができない人は、城壁のない、打ちこわされた町のようだ」 箴言29:11「愚かな者は怒りをぶちまける。しかし知恵のある者はそれを内におさめる」 箴言16:32「怒りをおそくするのは勇士にまさり、自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる」 ローマ12:19「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。『復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる』」 2.様々な人の顔色を伺う総督フェリクスの心 渡辺和子さんの詩 人、見るもよし 人、見ざるもよし われは咲くなり エレミヤ11:11〜13「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。――主の御告げ。――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。あなたがたがわたしを呼び求めて歩き、わたしに祈るなら、わたしはあなたがたに聞こう。もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。」 https://www.youtube.com/watch?v=VTRVOXnSqBM&t=442s MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify

22 しかしペリクスは、この道について相当詳しい知識を持っていたので、「千人隊長ルシヤが下って来るとき、あなたがたの事件を解決することにしよう。」と言って、裁判を延期した。23 そして百人隊長に、パウロを監禁するように命じたが、ある程度の自由を与え、友人たちが世話をすることを許した。24 数日後、ペリクスはユダヤ人である妻ドルシラを連れて来て、パウロを呼び出し、キリスト・イエスを信じる信仰について話を聞いた。25 しかし、パウロが正義と節制とやがて来る審判とを論じたので、ペリクスは恐れを感じ、「今は帰ってよい。おりを見て、また呼び出そう」と言った。26 それとともに、彼はパウロから金をもらいたい下心があったので、幾度もパウロを呼び出して話し合った。27 二年たって後、ポルキオ・フェストがペリクスの後任になったが、ペリクスはユダヤ人に恩を売ろうとして、パウロを牢につないだままにしておいた 1.ペリクスの妻、ユダヤ人ドルシア(祖父ヘロデ大王、父ヘロデアグリッパ1世) 2パウロのメッセージ a..正義の神 イザヤ45:24「正義と力とは主にのみある」 b.節制:セルフコントロール c.審判について:終末 黙示録20:11〜15「また私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられる方を見た。地も天もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。そして、数々の書物が開かれた。また、別の一つの書物が開かれたが、それは、いのちの書であった。死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行いに応じてさばかれた。海はその中にいる死者を出し、死もハデスも、その中にいる死者を出した。そして人々はおのおの自分の行いに応じてさばかれた。それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。これが第二の死である。いのちの書に名のしるされていない者はみな、この火の池に投げ込まれた。 ローマ10:11「聖書は、『すべて彼を信じる者は、失望に終ることがない』と言っている。」 https://www.youtube.com/watch?v=ofpc0JiJgGs&t=1323s MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify

1 五日の後、大祭司アナニヤは、数人の長老およびテルトロという弁護士といっしょに下って来て、パウロを総督に訴えた。2 パウロが呼び出されると、テルトロが訴えを始めてこう言った。「ペリクス閣下。閣下のおかげで、私たちはすばらしい平和を与えられ、また、閣下のご配慮で、この国の改革が進行しておりますが、3 その事実をあらゆる面において、また至る所で認めて、私たちは心から感謝しております。4 さて、あまりご迷惑をおかけしないように、ごく手短に申し上げますから、ご寛容をもってお聞きくださるようお願いいたします。5 この男は、まるでペストのような存在で、世界中のユダヤ人の間に騒ぎを起こしている者であり、ナザレ人という一派の首領でございます。6 この男は宮さえもけがそうとしましたので、私たちは捕らえました。8 閣下ご自身で、これらすべてのことについて彼をお調べくださいますなら、私たちが彼を訴えております事がらを、おわかりになっていただけるはずです。」9 ユダヤ人たちも、この訴えに同調し、全くそのとおりだと言った。10 そのとき、総督がパウロに、話すようにと合図したので、パウロはこう答えた。「閣下が多年に渡り、この民の裁判をつかさどる方であることを存じておりますので、私は喜んで弁明いたします。11 お調べになればわかることですが、私が礼拝のためにエルサレムに上って来てから、まだ十二日しかたっておりません。12 そして、宮でも会堂でも、また市内でも、私がだれかと論争したり、群集を騒がせたりするのを見た者はありませn。13 いま私を訴えていることについて、彼らは証拠をあげることができないはずです。14 しかし、私は、彼らが異端と呼んでいるこの道に従って、私たちの先祖の神に仕えていることを、閣下の前で承認いたします。私は、律法にかなうことと、預言者たちが書いていることとを全部信じています。15 また、義人も悪人も必ず復活するという、この人たち自身も抱いている望みを、神にあって抱いております。16 そのために、私はいつも、神の前にも人の前にも責められることのない良心を保つように、と最善を尽くしています。17 さて私は、同胞に対して施しをし、また供え物をささげるために、幾年ぶりかで帰って来ました。18 その供え物のことで私は清めを受けて宮の中にいたのを彼らに見られたのですが、別に群集もおらず、騒ぎもありませんでした。ただアジヤから来た幾人かのユダヤ人がおりました。19 もし彼らに、私について何か非難したいことがあるなら、自分で閣下の前に来て訴えるべきです。20 でなければ、今ここにいる人々に、議会の前に立っていたときの私にどんな不正を見つけたかを言わせてください。21 彼らの中に立っていたとき、私はただ一言、『死者の復活のことで、私はきょう、あなたがたの前でさばかれているのです』と叫んだにすぎません。 1.主により頼む者 「不沈神話・海上に浮かぶ町と呼ばれたタイタニック」 箴言16:18「高慢は破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」 箴言16:19〜20「 へりくだって貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさる。みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に寄り頼む者は幸いである。」 2.いつでも誠実である 詩篇25:21「どうか、誠実と潔白とが、わたしを守ってくれるように。わたしはあなたを待ち望んでいます」 佐々木光雄弁護士「最近知り合った被疑者」 https://www.youtube.com/watch?v=QTiXzR82elY MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify

12 夜が明けると、ユダヤ人たちは徒党を組み、パウロを殺してしまうまでは飲み食いしないと誓い合った。13 この陰謀に加わった者は、四十人以上であった。14 彼らは、祭司長たち、長老たちのところに行って、こう言った。「私たちは、パウロを殺すまでは何も食べない、と堅く誓い合いました。15 そこで、今あなたがたは議会と組んで、パウロのことをもっと詳しく調べるふりをして、彼をあなたがたのところに連れて来るように千人隊長に願い出てください。私のほうでは、彼がそこに近づく前に殺す手はずにしています。」16 ところが、パウロの姉妹の子が、この待ち伏せのことを耳にし、兵営に入ってパウロにそれを知らせた。17 そこでパウロは、百人隊長のひとりを呼んで、「この青年を千人隊長のところに連れて行ってください。お伝えすることがありますから」と言った。18 百人隊長は、彼を連れて千人隊長のもとに行き、「囚人のパウロが私を呼んで、この青年があなたにお話することがあるので、あなたのところに連れて行くようにと頼みました」と言った。19 千人隊長は彼の手を取り、だれもいない所に連れて行って、「私に伝えたいというのは何か」と尋ねた。20 すると彼はこう言った。「ユダヤ人たちは、パウロについてもっと詳しく調べようとしているかに見せかけて、あす、議会にパウロを連れて来てくださるように、あなたにお願いすることを申し合わせました。21 どうか、彼らの願いを聞き入れないでください。四十人以上の者が、パウロを殺すまで飲み食いしない、と誓い合って、彼を待ち伏せしているのです。今、彼らは手はずを整えて、あなたの承諾を待っています。」22 そこで千人隊長は、「このことを私に知らせたことは、だれにも漏らすな」と命じて、その青年を帰らせた。23 そしてふたりの百人隊長を呼び、「今夜九時、カイザリヤに向けて出発できるように、歩兵二百人、騎兵七十人、槍兵二百人を整えよ」と言いつけた。24 また、パウロを乗せて無事に総督ペリクスのもとに送り届けるように、馬の用意もさせた。 1.すべての人の神の計画はもうすでに書き記されている 詩篇139:16「あなたの目は胎児の私を見られ、あなたの書物に全てが、書き記されました。私のために作られた日々が、しかも、その1日もないうちに。」 2.神の計画を妨げることはできない モーセの誕生と当時の時代背景(出エジプト紀) 詩篇103:19「主は天にその王座を堅く立て、その王国はすべてを統べ治める。」 3.神の計画は素晴らしい エレミヤ29:11「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。―主の御告げ―それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」 4.神の計画は私たちの思いを遥かに超えている イザヤ55:8〜9「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。―主の御告げ―天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。 https://www.youtube.com/watch?v=oIOAdlavzp0&t=554s MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify

1 パウロは議会を見つめて、こう言った。「兄弟たちよ。私は今日まで、全くきよい良心をもって、神の前に生活して来ました。」2 すると大祭司アナニヤは、パウロのそばに立っている者たちに、彼の口を打てと命じた。3 そのとき、パウロはアナニヤに向かってこう言った。「ああ、白く塗った壁。神があなたを打たれる。あなたは、律法に従ってわたしをさばく座に着きながら、律法にそむいて、私を打てと命じるのですか。」4 するとさばに立っている者たちが、「あなたの神は大祭司をののしるのか」と言ったので、5 パウロが言った。「兄弟たち。私は彼が大祭司だとは知らなかった。確かに、『あなたの民の指導者を悪く言ってはいけない』と書いてあります。」6 しかし、パウロは、彼らの一部がサドカイ人で、一部がパリサイ人であるのを見て取って、議会の中でこう叫んだ。「兄弟たち。私はパリサイ人であり、パリサイ人の子です。私は死者の復活という望みのことで、さばきを受けているのです。」7 彼がこう言うと、パリサイ人とサドカイ人との間に意見の衝突が起こり、議会は二つに割れた。8 サドカイ人は、復活はなく、御使いも霊もないと言い、パリサイ人は、どちらもあると言っていたからである。9 騒ぎがいよいよ大きくなり、パリサイ派のある律法学者たちが立ち上がって激しく論じて、「私たちは、この人に何の悪い点も見いださない。もしかしたら、霊か御使いかが、彼に語りかけたのかもしれない」と言った。10 論争がますます激しくなったので、千人隊長は、パウロが彼らに引き裂かれてしまうのではないかと心配し、兵隊に、下に降りて行って、パウロを彼らの中から力ずくで引き出し、兵営に連れて来るように命じた。11 その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない」と言われた。 1.見かけで判断してはいけない:信仰は心である 1サムエル16:2「しかし主はサムエルに仰せられた。「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」 1サムエル15:22「するとサムエルは言った。「主は主の御声に聞き従うことほどに、全焼のいけにえや、その他のいけにえを喜ばれるだろうか。見よ。聞き従うことは、いけにえにまさり、耳を傾けることは、雄羊の脂肪にまさる。」 エリザベス・ノーベルの詩 砂糖をほんの少し入れるだけで、料理の味を変えることができる 石鹸をほんの少し使うだけで、体をきれいにすることができる 日差しがほんの少し差し込むだけで、新芽が力強く育つことができる 鉛筆がほんの少し残っているだけで、美しい文を一筆書くことができます。 ろうそくがほんの少し残っているだけで、周囲を明るく照らすことができます。 2.見かけで判断してはいけない:神の計画は必ず成し遂げられる 詩篇48:14「この方こそまさしく神。よよ限りなく我らの神であられる。神は私たちを永久に導かれる。」 イザヤ48:17「あなたを贖う主、イスラエルの聖なる方はこう仰せられる。わたしは、あなたの神、主である。わたしは、あなたに益になることを教えあなたの歩むべき道にあなたを導く」 エルヴィス・プレスリーの心 https://www.youtube.com/watch?v=41aUdx1Acf8 MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify

22 人々は、彼の話をここまで聞いていたが、このとき声を張り上げて、「こんな男は、地上から除いてしまえ。生かしておくべきではない」と言った。23 そして、人々がわめき立て、着物を放り投げ、ちりを空中にまき散らすので、24 千人隊長はパウロを兵営の中に引き入れるように命じ、人々がなぜこのようにパウロに向かって叫ぶのかを知ろうとして、彼をむち打って取り調べるようにと言った。25 彼らがむちを当てるためにパウロを縛ったとき、パウロはそばに立っている百人隊長に言った。「ローマ市民である者を、裁判にもかけずに、むち打ってよいのですか。26 これを聞いた百人隊長は、千人隊長のところに行って報告し、「どうなさいますか。あの人はローマ人です」と言った。27 千人隊長はパウロのところに来て、「あなたはローマ市民なのか、私に言ってくれ」と言った。パウロは「そうです」と言った。28 すると、千人隊長は、「私はたくさんの金を出して、この市民権を買ったのだ」と言った。そこでパウロは、「私は生まれながらの市民です」と言った。29 このため、パウロを取り調べしようとしていた者たちは、すぐにパウロから身を引いた。また千人隊長も、パウロがローマ市民だとわかると、彼を鎖につないでいたので、恐れた。30 その翌日、千人隊長は、パウロがなぜユダヤ人に告訴されたのかを確かめたいと思って、パウロの鎖を解いてやり、祭司長たちと全議会の招集を命じ、パウロを連れて行って、彼らの前に立たせた。 1.ローマの市民権を持つパウロ 2.自分は何タイプ?温度計 or 湿度計? 箴言16:18〜19「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。へりくだって貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさる。」 ローマ12:10「兄弟愛をもって心から互いに愛し合い,尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。」 3.神が置いてくださっているベストな状況・場所だと知ること 1テサロニケ5:16「いつも喜んでいなさい。 絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」 4.自分を知ること ギデオン(旧約聖書の士師。士師記6~8章) イザヤ43:4「わたしの目には、あなたは高価で尊い。 わたしはあなたを愛している。」 1ペテロ2:9「しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有された民です。」 クラリネット奏者、柳瀬 洋さん https://www.youtube.com/watch?v=eDq6FyCy2wg MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify

1 「兄弟たち、父たちよ。いま私が皆さんにしようとする弁明を聞いてください。」2 パウロがヘブル語で語りかけるのを聞いて、人々はますます静粛になった。そこでパウロは話し続けた。3 「私はキリキヤのタルソで生まれたユダヤ人ですが、この町で育てられ、ガマリエルのもとで私たちの先祖の律法について厳粛な教育を受け、今日の皆さんと同じように、神に対して熱心な者でした。4 私はこの道を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたのです。5 このことは、大祭司も、長老たちの全議会も証言してくれます。この人たちから、私は兄弟たちへあてた手紙までも受け取り、ダマスコへ向かって出発しました。そこにいる者たちを縛り上げ、エルサレムに連れて来て処罰するためでした。6 ところが、旅を続けて、真昼ごろダマスコに近づいたとき、突然、天からまばゆい光が私の回りを照らしたのです。7 私は地に倒れ、『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか』という声を聞きました。8 そこで私が答えて、『主よ。あなたはどなたですか』と言うと、その方は、『わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスだ』と言われました。9 私といっしょにいた者たちは、その光は見たのですが、私に語っている方の声は聞き分けられませんでした。10 私が、『主よ。私はどうしたらよいのでしょうか』と尋ねると、主は私に、『起きて、ダマスコに行きなさい。あなたがするように決められていることはみな、そこで告げられる』といわれました。11 ところが、その光の輝きのために、私の目は何も見えなかったので、いっしょにいた者たちに手を引かれてダマスコに入りました。12 すると、律法を重んじる敬虔な人で、そこに住むユダヤ人全体の間で評判の良いアナニヤという人が、13 私のところに来て、そばに立ち、『兄弟サウロ。見えるようになりなさい』と言いました。すると、そのとき、私はその人が見えるようになりました。14 彼はこう言いました。『私たちの父祖たちの神は、あなたにみこころを知らせ、義なる方を見させ、その方の口から御声を聞かせようとお定めになったのです。15 あなたはその方のために、すべての人に対して、あなたの見たこと、聞いたことの証人とされるのですから。16 さあ、なぜためらっているのですか。立ちなさい。その御名を呼んでバプテスマを受け、自分の罪を洗い流しなさい。』17 こうして私がエルサレムに帰り、宮で祈っていますと、夢ごこちになり、18 主を見たのです。主は言われました。『急いで、早くエルサレムを離れなさい。人々がわたしについてのあなたのあかしを受け入れないからです。』19 そこで私は答えました。『主よ。私がどの会堂ででも、あなたの信者を牢に入れたり、むち打ったりしていたことを、彼らはよく知っています。20 また、あなたの証人ステパノの血が流されたとき、私もその場にいて、それに賛成し、彼を殺した者たちの着物の番をしていたのです。』21 すると、主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす』と言われました。」 1.パウロの想像を超える神の愛 ヨハネ3:16「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」 猫の信仰と猿の信仰 伝道者の書12:1「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。」 2.パウロの想像を超える神の計画 イザヤ55:8〜9「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。―主の御告げ―天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」 無神論者、ルー・ウォーレス https://www.youtube.com/watch?v=0putPtuEoqE MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify

27 ところが、その七日がほとんど終わろうとしていたころ。アジヤから来たユダヤ人たちは、パウロが宮にいるのを見ると、全群集をあおりたて、彼に手をかけて、28 こう叫んだ。「イスラエルの人々、手を貸してください。この男は、この民と、律法と、この場所に逆らうことを、至る所ですべての人に教えている者です。そのうえ、ギリシヤ人を宮の中に連れ込んで、この神聖な場所をけがしています。」29 彼らは前にエペソ人トロピモが町でパウロといっしょにいるのを見かけたので、パウロが彼を宮に連れ込んだのだと思ったのである。30 そこで町中が大騒ぎになり、人々は殺到してパウロを捕らえ、宮の外へ引きずり出した。そして、ただちに宮の門が閉じられた。31 彼らがパウロを殺そうとしていたとき、エルサレム中が混乱状態に陥っているという報告が、ローマ軍の千人隊長に届いた。32 彼はただちに、兵士たちと百人隊長たちとを率いて、彼らのところに駆けつけた。人々は千人隊長と兵士たちを見て、パウロを打つのをやめた。33 千人隊長は近づいてパウロを捕らえ、二つの鎖につなぐように命じたうえ、パウロが何者なのか、何をしたのか、と尋ねた。34 しかし、群集がめいめい勝手なことを叫び続けたので、その騒がしさのために確かなことがわからなかった。そこで千人隊長は、パウロを兵営に連れて行くよう命令した。35 パウロが階段にさしかかったときには、群集の暴行を避けるために、兵士たちが彼をかつぎ上げなければならなかった。36 大ぜいの群集が「彼を除け」と叫びながら、ついて来たからである。37 兵営の中に連れ込まれようとしたとき、パウロが千人隊長に、「一言お話してもよいでしょうか」と尋ねると、千人隊長は、「あなたはギリシヤ語を知っているのか。38 するとあなたは、以前暴動を起こして、四千人の刺客を荒野に引き連れて逃げた、あのエジプト人ではないのか」と言った。39 パウロは答えた。「私はキリキヤのタルソ出身のユダヤ人で、れっきとした町の市民です。お願いです。この人々に話をさせてください。」40 千人隊長がそれを許したので、パウロは階段の上に立ち、民衆に向かって手を振った。そして、すっかり静かになったとき、彼はヘブル語で次のように話した。 1.契約書(聖書)をしっかりと読むように! 民:ユダヤ人 ローマ10:12「ユダヤ人とギリシヤ人との区別はありません。同じ主が、すべての人の主であり、主を呼び求めるすべての人に対して恵み深くあられるからです。」 律法:旧約聖書の律法を守ること ローマ5:1「ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。」 場所に逆らうこと:エルサレムの神殿礼拝 ヨハネ4:24「神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。」 2.契約書(聖書)は私たちを守るものである イザヤ41:10「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」 エレミヤ31:25「わたしが疲れたたましいを潤し、すべてのしぼんだたましいを満たすからだ。」 詩篇33:9「まことに、主が仰せられると、そのようになり、主が命じられるとそれは堅く立つ」 https://www.youtube.com/watch?v=k3oUJ2Bld1E MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify

15 こうして数日たつと、私たちは旅仕度をして、エルサレムに上った。16 カイザリヤの弟子たちも幾人か私たちと同行して、古くからの弟子であるキプロス人マナソンのところに案内してくれた。私たちはそこに泊まることになっていたのである。17 エルサレムに着くと、兄弟たちは喜んで私たちを迎えてくれた。18 次の日、パウロは私たちを連れて、ヤコブを訪問した。そこには長老たちがみな集まっていた。19 彼らにあいさつしてから、パウロは彼の奉仕を通して神が異邦人の間でなさったことを、一つ一つ話しだした。20 彼らはそれを聞いて神をほめたたえ、パウロにこう言った。「兄弟よ。ご承知のように、ユダヤ人の中で信仰に入っている者は幾万となくありますが、みな律法に熱心な人たちです。21 ところで、彼らが聞かされているkとは、あなたは異邦人の中にいるすべてのユダヤ人に、子どもに割礼を施すな、慣習に従って歩むな、と言って、モーセにそむくように教えているということなのです。22 それで、どうしましょうか。あなたが来たことは、必ず彼らの耳に入るでしょう。23 ですから、私たちの言うとおりにしてください。私たちの中に誓願を立てている者が四人います。24 この人たちを連れて、あなたも彼らといっしょに身を清め、彼らが頭をそる費用を出してやりなさい。そうすれば、あなたについて聞かされていることは根も葉もないことで、あなたも律法を守って正しく歩んでいることが、みなにわかるでしょう。25 信仰に入った異邦人に関しては、偶像の神に供えた肉と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避けるべきであると決定しましたので、私たちはすでに手紙を書きました。」26 そこで、パウロはその人たちを引き連れ、翌日、ともに身を清めて宮に入り、清めの期間が終わって、ひとりひとりのために供え物をささげる日時を告げた。 1.エルサレム会議「救いに律法は必要か?不必要か?」 2.残すべきではないこと:古い宗教心 詩篇23:6「まことに 私のいのちの日の限りいつくしみと恵みが 私を追って来るでしょう。」 詩篇84:10「あなたの大庭にいる一日は千日にまさる」 2コリント5:17「誰でもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造 られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりまし た。」 ローマ12:2「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」 3残しても良い:土地の文化と心 エステラ・コーさん マタイ5:14「あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。」 https://www.youtube.com/watch?v=Rq8Eh2KOEHU MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify

1 私たちは彼らと別れて出帆し、コスに直航し、翌日ロドスに着き、そこからパタラに渡った。2 そこにはフェニキヤ行きの船があったので、それに乗って出帆した。3 やがてキプロスが見えて来たが、それを左にして、シリヤに向かって航海を続け、ツロに上陸した。ここで船荷を降ろすことになっていたからである。4 私たちは弟子たちを見つけ出して、そこに七日間滞在した。彼らは、御霊に示されて、エルサレムに上らぬようにと、しきりにパウロに忠告した。5 しかし、滞在の日数が尽きると、私たちはそこを出て、旅を続けることにした。彼らはみな、妻や子どももいっしょに、町はずれまで私たちを送って来た。そして、ともに海岸にひざまずいて祈ってから、私たちは互いに別れを告げた。6 それから私たちは船に乗り込み、彼らは家へ帰って行った。7 私たちはツロからの航海を終えて、トレマイに着いた。そこの兄弟たちにあいさつをして、彼らのところに一日滞在した。8 翌日そこを立って、カイザリヤに着き、あの七人のひとりである伝道者ピリポの家に入って、そこに滞在した。9 この人には、預言する四人の未婚の娘がいた。10 幾日かそこに滞在していると、アガボという預言者がユダヤから下って来た。11 彼は私たちのところに来て、パウロの帯を取り、自分の両手と両足を縛って、「『この帯の持ち主は、エルサレムでユダヤ人に、こんなふうに縛られ、異邦人の手に渡される』と聖霊がお告げになっています」と言った。12 私たちはこれを聞いて、土地の人たちといっしょになって、パウロに、エルサレムには上らないよう頼んだ。13 するとパウロは、「あなたがたは、泣いたり、私の心をくじいたりして、いったい何をしているのですか。私は、主イエスの御名のためなら、エルサレムで縛られることばかりでえなく、死ぬことさえも覚悟しています」と答えた。14 彼が聞き入れようとしないので、私たちは、「主のみこころのままに」と言って、黙ってしまった。 箴言16:9「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。 」 1.志を与える ピリピ2:13「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。」 2.神の栄光を表しているか イザヤ43:7「私の名で呼ばれるすべての者は、わたしの栄光のために、わたしがこれを創造し、これを形造り、これを造った。」 エペソ2:10「私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。 神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。」  3.助言も受け入れるべき 箴言15:22「密議をこらさなければ、計画は破れ、多くの助言者によって、成功する。」 箴言24:6「あなたはすぐれた指揮のもとに戦いを交え、多くの助言者によって勝利を得る。」 4.みことば を通して 株式会社サンビルダー 杣浩二さん 詩篇119:97「どんなにか私は、あなたのみおしえを愛していることでしょう。これが一日中、私の思いとなっています。」 https://www.youtube.com/watch?v=PJbXg0S2N-g MESSAGES TO LISTEN 毎週のメッセージを簡単に聞ける! Apple Podcast & Spotify